2017年05月17日

【ミュージックを愛す】死神の精度【死神】



死神の精度 伊坂幸太郎


私は、結構前に読んだのですが
未だににふと読みたくなるんですよね。
同じことをいつも言ってる気がしますが(笑)
文章が素敵な小説、世界観が素敵な小説っていうのは
読み返したくなるものなのですが、
「死神の精度」は世界観も文章も素敵です。

私は読んでいると、サティのジムノペディが頭の中で流れてきます。



調べてみたら、こちらの作品2008年に
「Sweet Rain 死神の精度」というタイトルで映画化されていますね。
竹野内豊さん、小西真奈美さんが出演されているようです。
予告編の動画も見たんですが、素敵な雰囲気ですね。

竹野内豊さんが死神役か・・・渋いなぁ。
ただ、死神が千葉って名前だからか勝手に千葉雄大さんが浮かぶ(笑)
それはそれでかわいすぎるなぁ。




この作品の主人公は、死神の千葉です。
人間の世界へ派遣され、対象人物を7日間にわたり調査をして
死を見定めます。
7日目に「可」と判断されると8日目に対象人物が死亡し、
「見送り」と判断されると対象人物はそのまま生き続けます。
この2つの判断に基準というものは明確にはなくて
ほとんどの場合が「可」になります。「見送り」は稀なケースです。

人の死を見定める仕事をしているけど、
人の死に対して感情というものがありません。
完全に割り切ってます。
死神がなのか、千葉という人物なのかは分かりませんが、
独特の考え方、言葉のセンスが本当に素敵です。

千葉が人間の世界へ派遣される際はいつも雨が降っていて
太陽を見たことがないんですよね。
この設定もしっかり物語の上で関わってくるんですよね。

千葉がミュージックが好きだということもとても物語の大きなキーポイントかも。
(音楽ではなく、ミュージックと書かれているのでここでもそう書きます)
仕事の間はもっぱらミュージックを聴くためにCDショップに入り浸ります。

物語自体は、長編ではなく、オムニバス的な感じですね。
千葉とそれぞれの対象人物との7日間、8日間の話になります。
対象人物は全部で7人出てきますので
7つのオムニバスが入ってる感じですね。

千葉の登場する年代も別々だし、関わりのない7人の対象人物だけど
少しだけ繋がっていたり、少しだけ出てきたりします。
ここが伊坂ワールドですよね、絶妙な繋がりなんです。

それぞれの対象人物も読んでいくうちに情が湧くから
「可」にしないでと思っちゃう(笑)

ちなみに私は4つめの「恋愛で死神」が切なくて好きです。
この話の繋がりもたまらなく好きなんです。




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ラベル:伊坂幸太郎
posted by 読者家ひとまる at 17:16| Comment(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【脳科学】最高の休息法【瞑想】



世界のエリートがやっている最高の休息法  久賀谷亮

5月の連休も終わり、また慌ただしい日々が始まりました。
私は確実に5月病にかかりかけてます…、疲れが取れないのなんの。
そんな時に家に今度読もう今度読もうと置いてあった「最高の休息法」が目に入って読み始めました。

こちらの本は身体の休息ではなく、脳の休息にフォーカスを当てています。
私もゆっくり寝ても1日ゆったり過ごしても疲れが取れなかったりするタイプなのですが
なるほどもしかしたら脳が疲れているのかな?

冒頭にいきなり書かれているのですが、
脳は何もしなくても勝手に疲れていくようです。
どうして脳は勝手に疲れていくのか、どうすれば疲れが取れるのか
専門用語を交えながら詳しく説明されています。
基本的には瞑想のやり方、効果が書いてあるのですが
それが脳科学の目線から書かれているのが新鮮で面白い。

脳科学について全く知らない私でも、イラストが入っていたりするので
とても分かりやすい内容になっていました。

とても詳しく丁寧に脳について書かれている本なのですが
なんとありがたいことに
まずこれだけ!な脳の疲労を解消する7つの休息法という章が
本編の前にあります。
本編が始まる前にもう何をすればいいのか教えてくれるなんて!
もちろん本編を読んでからこちらの章を読み返しても効果的です。

7つの休息法とは
・とにかく脳が疲れているとき
・気づくと考えごとをしているとき
・ストレスで体調がすぐれないとき
・思考のループから脱したいとき
・怒りや衝動に流されそうなとき
・他人へのマイナス感情があるとき
・体に違和感・痛みがあるとき

とそれぞれ7つの項目に対する休息法が見開き1ページで載っています。
一目で確認できいるし、イラスト入りなのも見やすいポイントの1つです。

本編はというと、
フィクションのストーリ形式になっています。

米イェール大学研究員であるナツが様々な敗北から
(研究員として結果が出せない、ナツの叔父さんが経営するベーグル店を立て直すはずが挫折)
イェール大学教授のヨーダに助けを求め訪れるところから始まります。
(ヨーダというのはスターウォーズに出てくるヨーダに似ていることからのあだ名)

ヨーダは、ナツが疲れいると指摘し、上記で書いた7つの休息法を順にナツに教えていきます。
ストーリーに沿って書かれているのでとても自然に頭に入ってきます。

ベーグル店の仲間とはギスギスしていたものの
ヨーダの教えを実践するうちに少しずつ関係もよくなり、
お店も少しずつ忙しさを取り戻していきます。

ストーリーとしても結構面白いので読み入っちゃいました。


そして、この本を読んでいて思ったのですが、
瞑想というとどこかスピリチュアルなイメージのものが
脳科学というスピリチュアルからは一番遠そうな分野から見ても
間違いなく人の疲れを癒す、人にとってプラスなものだと証明されているといのが面白いですね。

ちなみに私はこの本を読んですぐ瞑想してみましたが
気づくと考え事ばかりしていました。THE・煩悩まみれ
そら、脳も疲れるわって感じですよね(笑)

本にも書いてありますが、瞑想も習慣が一番大切なようですので
私も気長に続けていこうと思います。





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posted by 読者家ひとまる at 15:17| Comment(0) | 自己啓発本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月10日

【お茶のこと】TEABOOK【丸わかり】





TEABOOKゲイラード,リンダさん【著】/磯淵 猛さん【監修】

はい、紅茶が大好きでおなじみのひとまるでございますが
いつものごとく本屋さんをプラプラしておりましたら
こちらの本の表紙を見つけまして
いや~すぐに駆け寄りましたね。
遠目から私の大好物な本だと確信しました。

私が紅茶の神様だと思っている磯淵猛さんが監修されているということは
この本は間違いないとまず確信。
著書のゲイラード,リンダさんは、カナダ茶協会認定ティーソムリエの方らしいですね。
しかも、「The Tea Stylist」というウェブサイトを主宰されているらしいです。
このサイト初耳だったのですが(紅茶好きとしてまだまだだなぁ…)
拝見してみたら当たり前だけど英語だらけだった・・・
唯一紅茶フェスティバルなるものが開催されることだけ理解できた。
もっと読んでみたいなぁ。

おっと、本の話に戻りますね。
まず、この本、とにかく読みやすい!!!
基本的に見開き1ページでワンテーマ載っています。

そして、紅茶のことについて書かれている本かと思ったら
なんと、紅茶のみならず世界中のお茶について書かれていました。びっくり。
中国茶から日本のお茶から世界のお茶、ハーブティー。
紅茶外でも知らない種類のお茶、なんとなーく聞いたことのある程度のお茶なども
読んでいるうちに一度飲んでみたい・・・と思えてきます。
1冊にたくさんの種類のお茶が載っていてワクワクが止まりませんでした。

この本をきっかけに紅茶だけでなくいろんな種類のお茶にますます興味が湧きました。

お茶系の本には、よく載っているお茶の入れ方やアレンジレシピなどももちろん書かれていますし、
お茶の歴史、産地、産地別の特徴なども細かく書かれていて
ハーブティー1つとっても
ハーブティーの本1冊作れるくらいの濃厚な内容です。
実際に昔に読んだことのあるハーブティーの本よりもとても分かりやすく
それぞれのハーブの特徴、効能や、配合の仕方などなどが書かれています。

内容だけじゃなくてビジュアル面もすっごく素敵なんです。
表紙からも伝わってくるかと思うのですが、
写真がいちいちおしゃれだし、色の配色
そしてイラストもあるのでオシャレかつキレイで読みやすさに繋がります。
(何かもっといい言い方がある気がするのに語彙の少なさ…)

お茶のすべてが書かれているといっても過言じゃないです。
最初は紅茶が好きだからと手に取った本ですが
読み終わった後、紅茶のみならず他のお茶も飲んでみたいと思える、本です。

紅茶好きの方だけじゃなくて、
お茶好きとしては1冊持っておきたい本です。




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posted by 読者家ひとまる at 15:53| Comment(0) | 紅茶の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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